2009年12月14日

映画「ひとりで生きる」「ぼくら、20世紀の子供たち」

昨日、大あわてで映画を見に行ってきました。

映画「ひとりで生きる」「ぼくら、20世紀の子供たち」

横浜の黄金町にある「ジャック&ベティ」です。
映画を見るために、こんな遠出をしたのは、はじめてです。

その昔、脂っこいのにたいへん趣味がよいピーナッツさんと、
えんどうまめ先輩の数少ない仲良し、
(切れ味鋭い考察を展開するので、刀豆さん、と呼んでおきます)
メタルと映画が好きな刀豆さんが、
「東京に映画を見に行く」というので、とてもびっくりしましたが、
まさか自分がおなじように遠出をするとは、
すこしは成長したのかもしれません。

さて、目的はこれです。

映画「ひとりで生きる」「ぼくら、20世紀の子供たち」

先日見た「動くな、死ね、甦れ!」がたいへんすばらしかったので、
残りの2本を見ようということで、やってきました。
カネフスキーといえば、この人が黙ってはいません。

ということで、激辛オトメティック批評家のそら豆さん、
2回目の鑑賞です。

話はそれますが、
オトメという生き物のイヤなところは、
矛盾を指摘すると、必要以上に激怒するところです。
だからオトメでいられるのかもしれませんが。
同じように、化石マッチョに矛盾を指摘しても、
必要以上に激怒します。
「オバハン」という生き物の場合、
すがすがしい開き直りを見せます。
そんな時、「ちいさくパラダイムシフト!」と、
心のなかでほくそ笑んでいます。

ちなみに、ピーナッツさんの場合、
1寿司屋の子なのに脂っこい、
2焼きそばを食べている写真なのに、
焼きそばを口から出してるように見える、
という以外、ほとんど矛盾が見当たらない、
たいへん希有なお方です。

さて、「ひとりで生きる」と「ぼくら、20世紀の子どもたち」ですが、
またまた度肝を抜かれ、脚が痙攣してしまいました。
たいへんすばらしかったです。

えんどうまめ先輩は、
前日、うっかり三島由紀夫の生首写真を
ネットで見つけてしまい、
それを見てあったことと、
同じく、テレビ番組「世界ふしぎ発見」で、
知花くららさんが、タイで水中瞑想にチャレンジしていた映像を
見てあったことが、映画の予習となって、
映画を見て、頭の中で像が混同しました。

蓮実重彦大先生を崇拝するような、
「清の」うそです、真の映画ファンの方でしたら、
三島由紀夫はいいとしても、
テレビ番組なんていうものは、下衆な感じかもしれません。
百歩譲って、「世界ふしぎ発見」は教養クイズ番組で、
知花くららさんは、何カ国語も操る才媛だということでよし!としても、
えんどうまめ先輩的には、これが知花くららさんではなく
ギャル曽根ちゃんでも益若つばさちゃんでもよい、と言えます。
そういうことです。

差し替えがたい強烈なイメージとはまたちがった、
そして現実的ともちがう、現実の像を見ることができました。

映画を見終わり、なにかひと仕事おわった気分で、
映画館を出ると、地球の重力が3.8倍(えんどうまめ調べ)になったような、
そんな感じでした。

1日で、3本見られるのは、18日(金)までです。
19日からは、「動くな、死ね、甦れ!」と他1本の組み合わせです。
これが終わったら、ほかの地方にいってしまいます。
遠いですが、機会があったら、
ぜひ一度あわてて鑑賞することをつよくおすすめします。



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Posted byえんどうまめ先輩at20:07 Comments(0) その他
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