2010年07月23日

オラファー! ベルリンにおぼれる その3

写真がないですけども、
クンストハウス・タヘレスにも行ったんでした。
これは、そら豆さんの命令でなく、おすすめでした。

タヘレスは、
20世紀初頭に建てられた百貨店の廃墟を
アーティストがスクウォッターしたっつー
いかにもな建物ですけども、
えんどうまめ的には「毎日やってるフジロック」という印象でした。
まあ、おすすめレベルなのでこんなもんかって感じです。

そして、またまた
写真がないですけども、
ハンブルガー・バーンホフ現代美術館にも行ったんでした。
そら豆さんの命令です。



ブルース・ナウマンの企画展をやってました。
ここ、いちばんよかったと思います。
いままでテイト・モダンがいちばんすきだったですけど、
これからは、ハンブルガー・バーンホフがいちばんすきだって
いうとおもいます。

ほかには、フルクサスとヨーゼフ・ボイス、
常設は、たくさんのでっかいウォーホールとかです。

ベルリン訪問最大の目的は、
オリバー・リッツさんに会うことでした。



さりげなく、焼津の魚河岸シャツを着ていらっしゃいます。
(※去年の写真です。
魚河岸シャツは、えんどうまめ先輩が選んでみました。
すいません、写真撮らせてもらうの忘れました)



オリバーさんと奥さまのカロリーナさんです。
カロリーナさん、とてもうつくしいです。
おみ足が、信じられないシルエットです。
手で歩いてるみたいです。



暗くてちゃんと写ってません。
えんどうまめ先輩の写真はバシャバシャ撮ったのに、
自分はちゃんと写ろうとしないです!

どんだけうつくしいかといいますと
モニカ・ヴィッティと
ケイト・モスと
シャルロット・ゲンズブールを足した感じです。

こういうとき、
「〜と〜を足して2で割った感じ」とかいいますけど、
せっかく、いいっつうことで足したのに、
個体数は1だからっつうことなのか
律儀に割るのは、セコイので
えんどうまめ先輩は割りません・・・・・!

お泊まりさせてもらいました。
朝っぱらから、ぶっ倒れそうないきおいでやってきた
えんどうまめ先輩をあたたかくむかえてくれました。

しかも、オリバーさん
実は観光がすきでなくて
行くところもなくなりつつあり、
こまっていたえんどうまめ先輩に、
「友達が展示をやってるから見に行くといいよ」っつって
おもしろいところを教えてくれました。


ごていねいに、地図に
「Martin-Gropius-Bau
Danish Olafur Eliasson」と
そのあたりにでっかいマルをくれました。
「有名な場所だから、近くでわからなくなったら
だれかに聞くといいよ。かならず知ってるから!」
と、すぐに路頭にまようえんどうまめ先輩の
数時間後まで、ごていねいに心配してくださいました!

建物のなまえといい、
やってるひとのなまえといい、
いかにもおぼえられない感じです。
案の定、しっかり路頭にまよったえんどうまめ先輩は、
道をたずねたずね、ようやくたどりつきました。

またまた写真がないですけども、
このマルティン・グロピウス・バウっつーところ、
たいへんでかいです。
そして、入り口には長蛇の列ができてました。

こぢんまりしたギャラリーなんぞを想像していた
えんどうまめ先輩は、
なんだかとんでもないところにやってきちゃったと思いつつ、
もうひとつの短い列のほうに「Olafur Eliasson」て書いてあったので並びました。
スタンド・ザ・キュー!です。

そして、なんと同時開催はフリーダ・カーロでした。
そりゃならびます。えんどうまめ先輩でも知ってます。
まゆげのつながった美女です。

とりあえず、両方見ました。
フリーダ・カーロは、大回顧展っつうことで、
絵だけでなく、写真もたくさんあって
お腹いっぱい堪能いたしました。
そいで、
行ったあとに思い出したですけど、
このオラファー・エリアソンてひとも有名なひとでした。

「どうしてこんな有名なひとを知ってるの・・・?」
そんな疑問はいだきません。
なぜなら、このオリバーさんこそ
スイス生え抜きのVIPだからです。

オリバーさん、ベルリンで映画監督してます。




(このなかのひとりに会いましたよ)


(まじめにインタビューを受けてます)

オリバーさん、大富豪のご子息なうえに、
ヘルマン・ヘッセの孫です。
これ以上って、
もうなにもないんじゃないでしょうか・・・・!

こどものころから、
一流なものしか知りませんから、
ずばぬけてセンスがよく、頭の回転もはやく、
とてもオープンで、やさしくて気の利くひとです。

こんなひとが、世界にはいるのだなあって思います。

  ?


Posted byえんどうまめ先輩at 23:15 Comments(0) あっちこっち

2010年07月23日

ベルリンにおぼれる その2

ブランデンブルグ門ちかくのDG銀行



フランク・ゲーリーさんのオブジェです。
フランク・ゲーリーさんといえば、
グッゲンハイム・ビルバオです。



行ってきたそら豆さんによりますと、
グッゲンハイム・ビルバオのつくりってけっこう雑って話でした。
このオブジェも、なんとなくキラッとしてますけど、
うえの部分、なんか雑な感じしました。
それがとてもいいと思います。

そして、自分で撮った写真ないですけど
グッゲンハイムつながりで、
グッゲンハイム・ベルリンも行ったんでした。



そら豆さんの命令です。
ちっちゃくて、ざんねんでした。
くわしくは、こちらを→



ユダヤ博物館にも行きました。
そら豆さんの命令です。









ここ、すごくいいです。
あっちこっち、いちいち構図が決まってます。
まあ、それだけじゃないですけど、
係のおにいさん、もちろんのごとくジューイッシュの方でしたけども、
日本人かたずねられましたので、「日本人でございます」と
お答えしたところ、「ヨッシャ!」的なガッツポーズを
かるくかましてくれました。
なぜかとたずねましたら、
これもまた当然のごとく、
おにいさんには、中国人・韓国人・日本人の区別がつかないので、
日本人だなって思ったから、当たってうれしかったとのお答えでした。

(ちなみに、えんどうまめ先輩、
韓国に行ったときには、観光地の先々で
カメラを差し出され「写真撮ってください!」と
韓国語で話しかけられまくりました。
ロンドンでは、中国系の修道女のおばさまに
中国語でカソリックの教え(たぶん)を説かれました。
ウェールズのカーディフでも、
レストランで中国人のウエイトレスのおねえさんに
中国語で「カーディフって中国人がすっごく少ないの!」(たぶん)と
ものすごい勢いで話しかけられました。
「ごめんなさい、日本人でございます」と答えたときの
おねえさんのがっかりした顔が忘れられません・・・・
ようは、東アジアを代表するような風貌っつうことです!)

そのぐらい、とおいとおい世界です。
ヨーロッパの重厚な歴史をおなかいっぱい感じることができました。



同時開催で、アメリカのヒーロー漫画の歴史などをたどる展示がありました。
スーパーマンもハルクも、ファンタスティックフォーも、
ジューイッシュの移民出身の方が原作者ということです。

・・・・いいたいことはありますけども、ここには書きません。
そら豆さんと話し合いたいと思います。

詳しくは、こちらをごらんください→



  ?


Posted byえんどうまめ先輩at 02:06 Comments(0) あっちこっち